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via ソニーの「沈黙」4――音楽CDの“無間地獄”:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

かいつまんで言うとこうである。ソニーの音楽部門とドイツのベルテルスマンの音楽部門の米国合弁会社ソニーBMGが、05年3月から音楽CDの一部にコピー防止のプログラム(XCP)を搭載しだした。このCDを通常のCDプレーヤーに入れても何の支障もないが、パソコンでデジタル音声データをファイル化(リッピング)してコピーしようとすると、コピー回数を3回に制限するなどの機能が作動する。そこまでは正当な著作権保護に見えるが、このプログラムの機能はそれだけではなかった。

こっそりウィンドウズなどの基本ソフトを書き換え、ウイルス感染を防ぐガードに「穴」をあけてしまう。しかも、パソコンのユーザーに追跡されないよう「覆面機能」(クローキング)を持ち、ユーザーに無断でパソコン内の個人情報をソニー・ミュージックなどに“密告”する。気づいたユーザーがこのプログラムを除去しようとすると、パソコンを機能不全にするなど「抵抗」するので除去が難しいという意地の悪さだ。

機能だけ見れば「トロイの木馬」型などのコンピューター・ウイルスの特性とそっくりで、「ソニーが音楽CDにウイルスを仕込んでいた」という衝撃的なニュースとなって、世界を仰天させた。ネットを通じて不用意にアクセスすると、知らないうちにユーザーのパソコンに「スパイウエア」や「マル(悪質)ウエア」と呼ばれるプログラムが送りこまれ、勝手に居座って情報収集や干渉を行う往々にして企業のサイトが蔓延し、誰もが手を焼いているだけに、怒りが爆発したのも当然だろう。


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